風水害に備える

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ページ番号1000379  更新日 令和5年3月28日

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イラスト:台風

入梅する6月頃から10月頃までにかけては、集中豪雨や台風などの風水害に注意が必要です。
日本の南海上で発生する“台風”は、平均すると毎年約26個発生しており、約11個の台風が日本から300キロメートル以内に接近し、うち約3個が日本に上陸します。
台風が発生して日本に接近する場合や集中豪雨の場合には、各種防災関係機関から様々な情報提供が行われます。
こうした”台風”や短時間に狭い地域に大雨が降る”集中豪雨”などに備えて、各家庭内においても事前の対策に努めていただくとともに、危険を感じる場合には、早めの避難を心がけましょう。

家庭内の風水害対策

  • テレビ、ラジオなどで気象情報を確認する。
  • 停電に備えて懐中電灯や携帯ラジオを準備する。
  • 断水に備えて飲料水を確保、非常食の備蓄をする。
  • 屋根、雨戸の点検・補強をする。
  • 鉢植えや物干し竿などを固定する。
  • 側溝、排水溝を清掃する。
  • 家族間の連絡方法を確認する。

(お願い)
雨風が強まってから屋外の点検・補強・清掃などをすることは、転落・転倒などを招くことがありかえって危険です。台風が接近する前の早めの対応を心がけましょう。

画像:屋外での対策(屋根:瓦のひび・割れ・ずれ・はがれ、トタンのめくれ・はがれをなくす。アンテナはしっかり固定。ベランダ:植木鉢など風に飛ばされそうなものは室内に入れる。雨どい:掃除し、排水をスムーズにしておく。外壁:モルタルの壁に亀裂はないか。プロパンガスのボンベは固定されているか。窓ガラス:窓ガラスが割れた際の飛散を防ぐため、飛散防止フィルムをはる。また、万一の飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。雨戸:がたつきやゆるみがあるか。ブロック塀:ひび割れや壊れた部分はないか。)

避難情報

市が避難情報を発令する際には、「警戒レベル」を付して発令します。お住まいの地域に、「警戒レベル3」で高齢者等は避難を開始し、「警戒レベル4」で全員避難してください。

「警戒レベル」と避難行動・避難情報の関係

※令和3年5月20日から「避難勧告」は廃止されました。 

警戒レベル

避難情報 取るべき避難行動等
5 緊急安全確保 既に災害が発生、若しくは切迫している状況です。
命を守るための最善の行動を取りましょう。
※必ず発表される情報ではありません。
4 避難指示 災害のおそれが高い状況です。
速やかに避難先へ避難しましょう。公的な避難所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や、自宅内のより安全な場所に避難しましょう。
3 高齢者等避難 災害のおそれがある状況です。
避難に時間を要する人(ご高齢の方、障がいのある方、乳幼児等)とその支援者は避難をしましょう。その他の人は、避難の準備を整えましょう。
2 なし
※気象庁から注意喚起として
注意報が発表されます。
気象状況が悪化しています。
避難に備え、ハザードマップ等により、自らの避難行動を確認しましょう。
1 なし
※気象庁から注意喚起として
早期注意情報が発表されます。
今後、気象状況が悪化するおそれがあります。
災害の心構えを高めましょう。

危険を感じたら早めの避難を

画像:土砂災害

災害発生時には、市から避難情報を出す場合がありますが、次のような場合で身の危険を感じる場合には、早い段階で自主的に避難することも必要です。

  • 河川の増水による浸水
    大雨により河川が増水すると、雨水がはけきれずに地域内が浸水する場合があります。浸水被害が広がると避難が困難になる場合があります。
    なお、海に近い地域の河川水位は、潮の干満にも大きな影響を受けますので、雨量情報とともに潮位の情報にも注意が必要です。
  • 崖くずれの前兆
    長雨が続いたり、短時間に大雨が降る場合には、土砂災害の恐れが高まります。
    崖の斜面から水が噴出し、石が落ちてくるなどの異常が見られる場合には崖に近づかないようにして、早めの避難が必要です。
  • 海岸沿いの高潮
    台風接近による高潮警報発表時には、高潮が堤防を越える浸水に注意が必要です。

(お願い)
地域で避難が必要な場合は、1人暮らし高齢者や障がい者の方などにも隣近所・町内で声を掛け、協力して搬送するなど必要な支援に努めていただきますようお願いします。

台風が近づいてきたらどうする?

  1. 台風が発生
  2. TVなどで情報収集
  3. 東海地方に接近・上陸の恐れ
  4. 屋外設備の飛散防止・側溝清掃・非常食の確認など
  5. 雨風が強まる予想
  6. 崖くずれや床上浸水の恐れが高まり自宅が危険な状況
  7. 家族・地域で助け合いながら早めの避難

(お願い)
台風接近時でも自宅に危険がない場合には、原則、避難は不要です。台風が通過するまでの間は、屋外に出る事は危険を伴いますので、自宅での避難をお願いします。

1時間あたりの雨の降る量と災害の発生状況
時間雨量 人の受けるイメージ 災害発生状況
10~20ミリメートル ザーザーと降る この程度の雨でも長く続く時は注意が必要
20~30ミリメートル どしゃ降り 側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まる
30~50ミリメートル バケツをひっくり返したように降る 山崩れ・崖崩れが起きやすくなり危険地帯では避難の準備が必要都市では下水管から雨水があふれる
50~80ミリメートル 滝のように降る 都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合があるマンホールから水が噴出する土石流が起こりやすい多くの災害が発生する
80ミリメートル以上 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる。 雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要
風が及ぼす影響と被害
平均風速 予報用語 人への影響 建造物の被害
秒速10~15メートル やや強い風 風に向かって歩きにくくなる。 傘がさせない。 取り付けの不完全な看板、トタン板が飛び始める。
秒速15~20メートル 強い風 風に向かって歩けない。 転倒する人もでる。 ビニールハウスが壊れ始める。
秒速20~25メートル 非常に強い風 (暴風) しっかり身体を確保しないと転倒する。 鋼製シャッターが壊れ始める。 風で飛ばされた物で窓ガラスが割れる。
秒速25~30メートル 非常に強い風 (暴風) 立っていられない。 屋外での行動は危険。 ブロック塀が壊れ、取り付けの不完全な屋外外装材がはがれ、飛び始める。
秒速30メートル~ 猛烈な風 立っていられない。 屋外での行動は危険。 屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まる。
台風の強さの階級
階級 最大風速
強い 秒速33メートル以上~44メートル未満
非常に強い 秒速44メートル以上~54メートル未満
猛烈な 秒速54メートル以上
台風の大きさの階級
階級 風速15m/s以上の半径
大型(大きい) 500キロメートル以上~800キロメートル未満
超大型(非常に大きい) 800キロメートル以上

防災関係リンク集

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