公益的施設用地土地利用計画の変更について
常滑地区ニュータウン内公益的施設用地の土地利用計画を変更しました。
市では、平成17年1月に取りまとめた常滑地区ニュータウン内公益的施設用地の土地利用計画について、計画策定後の市を取り巻く社会環境の変化に対応するため、平成22年4月にこの計画を変更しました。
計画の概要
背景
土地利用計画策定後5年を経過し、その間に公益的施設用地の土地利用を取り巻く環境が変化している。
こうした変化に対応し、公益的施設用地の早期活用を図ることで、常滑地区ニュータウンの都市機能を充実し、宅地需要を喚起するため、用地全体の土地利用を見直すものである。
基本的な考え方
公益的施設用地は、良好な住環境の中に配置され、かつ道路利用の利便性が極めて高い土地である。
こうした特性を生かし、常滑地区ニュータウンのコンセプトである「高質で機能性の高いまちづくり」を具体化する土地利用を図るとともに、用地全体に緑を配置し、「環境に配慮した癒し安らぎを感じられるまちづくり」を進める。
公益的施設について
公益的施設とは社会通念上、幅広い人々が使用する施設であるとする考え方が一般的である。
こうしたことから、土地利用計画を見直すに当たっては、地域の活性化に資する幅広い施設を公益的施設として取り扱うこととする。
土地利用計画の見直し
南街区(6.6ヘクタール)
南街区は約6.6ヘクタールの大規模な区画であり、交通利便性にも優れている。
こうした街区の特性を生かしながら、効率的な施設配置を行うため、東側に接する常滑地区中央線からのアクセスを考慮し、南街区をさらに南北に分け、施設配置を計画する。
南街区南側には新市民病院を核とする医療・福祉ゾーンを計画する。また、北側には住民の利便性を高める商業施設等、利便施設ゾーンを計画し、民間施設の立地・誘導を図る。
なお、従前の土地利用計画で配置していた常滑焼関連施設については、常滑地区ニュータウン内公益的施設用地には計画しないこととし、隣接する陶業試作訓練所移転予定地についても、公益的施設用地の今後の状況を見ながら、別の活用方策を検討していく。
北街区(約1.8ヘクタール)
北街区は幹線道路に面し、公益的施設用地の中では、特に交通利便性の高い位置にある。こうした特性を生かすことができる新消防本部庁舎の立地を計画する。
また、市民ニーズに対応しながら、その他の公共施設の老朽化に伴う移転候補地や、民間による利便施設の立地等、幅広い施設の立地を柔軟に受け入れられる公共・利便施設ゾーンとする。
なお、従前の土地利用計画で配置していた常滑焼関連施設については、常滑地区ニュータウン内公益的施設用地には計画しないこととする。
今後のスケジュール
新消防本部及び新市民病院については、それぞれに定められた整備目標に向けて、詳細な検討を進めていくこととする。
その他の施設については、現段階で具体的な立地施設やスケジュールは定まっていないが、常滑地区ニュータウンへの居住促進を図るためにも、早期の事業化を目指していくこととする。
※計画の全文は以下からダウンロードしてご覧ください。
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