常滑市男女共同参画・性の多様性推進指針
常滑市男女共同参画・性の多様性推進指針とは
本市では、男女共同参画社会基本法に基づく市町村計画は個別計画としての策定ではなく、『常滑市総合計画』での位置づけとしています。 しかしながら、近年、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)の視点に加え、令和5年に性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国 民の理解の増進に関する法律(LGBT 理解増進法)が施行されるなど、性の多様性社会 (ジェンダー平等)の推進など新しい視点での取組が必要となっている一方で、常滑市総 合計画では、具体的な市の基本目標や取組施策が明確でないため、近年の状況を踏まえて、目指す姿や基本目標、具体的な事業など示した「常滑市男女共同参画・性の多様性推進指針」(以下、「指針」という)を令和7年3月に策定しました。
目指す姿
『ジェンダー平等を実現し、誰もが安心して自分らしく暮らせるまち』
ジェンダー平等の考え方が市民に広く理解されることで、各々が多様な考え方や生き方を選択できるようにし、誰もが安心して自分らしく暮らせるまちにつなげていきます。また、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール5「ジェンダー平等を 実現しよう」の「ジェンダー平等の達成と全ての女性及び女児のエンパワーメント」の考え方に加えて、性の多様性について意識したうえで「誰一人取り残さない」ことを前提として取組を推進するものとします。なお、「男女共同参画」と「性の多様性」の取組により、性別にかかわらず、個人の尊厳 が重んじられ、ひとりの人間としてのびのびと活動できる社会になることを目指しており、個人を尊重する取組として目指すところは同じです。現状では、男女格差がさまざまな分野で生じているため、過渡的に、積極的差別是正措置(ポジティブ・アクション)として、各種審議会等委員に積極的に女性を登用するなどの対策をとっています。
施策の体系
目指す姿となる『ジェンダー平等を実現し、誰もが安心して自分らしく暮らせるまち』 の実現に向けて、「1 社会制度・慣習についての意識改革」「2 ジェンダーギャップの解 消」「3 安全安心な暮らしの実現」「4 性の多様性の尊重」の4つの基本目標をかかげます。 なお、本指針は社会情勢の変化に対応した施策を効果的に推進するため期間は設けず、随時見直しを行います。
常滑市男女共同参画・性の多様性推進指針
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