有形文化財(市指定)

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ページ番号1008143  更新日 令和7年1月6日

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彫刻

木造十一面観音立像(宝樹院)

木造十一面観音立像(宝樹院)

木造十一面観音立像は像高157.2センチ、寄木造玉眼漆箔で頂上の仏面・宝冠・足先などは後補です。菩薩面の化仏は当初のものです。錫杖を持つのは地藏信仰を混えた奈良県長谷寺本尊を模したもので、長谷寺型といわれています。市内では最も本格的な室町時代中期の作品です。

眉風炉

眉風炉

常滑出身で名古屋藩に風炉師として仕えた、初代赤井陶然(1762~1829)の眉風炉。陶然は灰釉を施した水指などを残しています。箱書に、「赤井作眉風呂」「文政辰(四年)竜枩山」(1821)と記されています。

裸婦像(県立常滑高校)

鯉江方寿が設立した常滑美術研究所の教師であった寺内信一により、明治17年に制作された彫像です。底部は大きな空洞となっており、帯状の粘土を円形に積んで成形する「輪積み」技法で制作されたと考えられます。この裸婦像は、後進者の教材に作られた物ですが西洋彫刻の技術が取り入れられ、作品としての評価も高く、常滑の今日の産業発展に多大な影響を与えた作品です。

建造物

旧瀧田家住宅(栄町)

旧瀧田家住宅(栄町)

旧瀧田家住宅は、瀧田家が廻船経営をはじめた四代目金左衛門によって建てられた住宅です。平成12年に主屋、土蔵、離れの3棟が復元公開されています。当時の町屋建築の技術を用いて再現した家屋であり、常滑地域における海運の歴史を知る上で、貴重な資料です。

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