「セアカゴケグモ」に注意
市内りんくう町の事業所内で平成19年10月21日に、セアカゴケグモが見つかっています。その後も近隣で見つかっています。セアカゴケグモは、熱帯地方などに分布するクモで毒性があります。本国内には生息していなかったクモですが、平成7年11月に大阪府高石市内で初めて発見されています。
体の特徴
成体のメスは約10~15ミリメートルで、全体的に黒色または濃い褐色です。特に腹部背の部分に赤色の帯状模様があるのが特徴です。成体のオスは約3~5ミリメートルで、腹部背の部分に白い斑紋があります。オスによる咬傷事例は無いとされています。
生息場所
日当たりがよく暖かいところ、昆虫などのエサが豊富なところ、適当な隙間があるところなどを好みます。
性格
セアカゴケグモはおとなしい性格で攻撃的ではありません。脅かされると死んだふりをして動かなくなります。ただ毒を持っていますので、素手で捕まえないようにして下さい。素手でさわるなどしない限り、咬まれることはありません。
駆除方法
見つけたら、市販の殺虫剤(ピレスロイド系)をかけるか、靴で踏み潰して駆除してください。ただ、卵には殺虫剤の効果が薄いようです。
咬まれたときの対応
咬まれた時は針で刺されたような痛みを感じ、重症の場合、発熱・吐き気などを伴う場合があります。人によっては症状が全く現れない場合もありますが、速やかに医師の診察を受けてください。
対策
- 外で作業するときは、手袋をしましょう。
- 不用意に側溝などの隙間に手を入れないようにしましょう。
- クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃したり整理整頓したりして、クモの住みにくい環境づくりをしましょう。
セアカゴケグモに関する詳しい情報は愛知県衛生研究所ホームページへ。
※出典 愛知県ホームページ・和歌山県情報館ホームページ・滋賀県ホームページ
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