農作物
水稲(米)
北部地域を中心に市内全域で約560ヘクタールを作付けされてており、県内でも有数の米所です。
土地改良事業により大区画化されたほ場と水稲に適した土壌とそして木曽川のおいしい水を生かして良質な米が栽培されています。品種は「こしひかり」「あいちのかおり」などの主食用の他、「若水」などの酒米も作付けしています。また、安全・安心で高品質な売れる米として、農薬を極力抑え、化学肥料を一切使わない指定栽培米も増えています。また、田に直接籾を播く直播栽培を行う農業者もあり、少労化を図っています。
キャベツ
国の野菜産地に指定され、市内全域で約30ヘクタール栽培されています。
玉が固くしまり、ビタミンCが豊富な「藍天」「しぶき」などの品種で、冬系キャベツが主流であり、11月から4月にかけて収獲され、名古屋を中心に全国に出荷されています。
たまねぎ
南部地域を中心に約5ヘクタール栽培されています。「早生7号」「アドバンス」など甲高で玉締まりが良いたまねぎが栽培されており、4月~6月にかけて収穫され、主に名古屋の市場に出荷されています。
ブロッコリー
南部地域を中心に約6ha栽培されています。「ボルト」「ベルネ」などの品種が栽培しており、11月から3月にかけて収穫され、主に名古屋の市場に出荷されています。
スイートコーン
市内全域で約6ヘクタール栽培されています。品種は、さわやかな甘みと大きめな粒が特徴の「ゴールドラッシュ」で、6月~7月にかけて収穫され、主に名古屋の市場に出荷されています。
また、家畜の飼料用トウモロコシである「デントコーン」を栽培する農業者もいます。
イチジク
南部地域を中心に約11ヘクタール栽培されています。愛知県は全国1位の算出量を誇り、常滑市は安城市、碧南市に次ぐ大産地となっています。品種は「サマーレッド」と「桝井ドーフィン」が主で、多くの農業者が露地で栽培をしています。ハウス栽培は4月から8月にかけて、露地栽培は8月から10月にかけて収穫され、名古屋、岐阜、東京、横浜などに出荷されています。粒ぞろいで甘味が強いのが特徴で、美容と健康に良いアルカリ性果実として、非常に人気があります。
キウイフルーツ
市内南部を中心に約3ha栽培されています。キウイフルーツはビタミンCが豊富で美容と健康によい果物であり、品種は「ヘイワード」が主流です。11月に収穫し、予冷庫で一定期間保管した後に、年明け頃から名古屋を中心に出荷されています。
イチゴ
市内全域で約3ヘクタール栽培されています。常滑のイチゴの特徴は、粒が大きくて、食感がよいことです。品種は「あきひめ」「紅ほっぺ」「とちおとめ」などで、12月から5月にかけて収獲され、主に知多南部総合卸売市場を通じてスーパー等へ出荷されています。また、イチゴ狩り園を営む農業者もいます。
花(菊)
北部地域にある花き団地を中心に約3ヘクタール栽培されています。大中輪菊のほか、複数の花を咲かせるスプレー菊も栽培されています。愛知県は全国1位の産出量を誇る産地ですが、本市は県内で第5位の産地となっています。菊は慶弔関係の他、イベントなど様々な用途で使用されています。
収穫した花は、共同撰花した後、北海道や東京などを中心に出荷されています。
その他の花
菊以外の切花では、「ゆり」「ケイトウ」など、鉢物では「観葉植物」などが栽培されています。
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