古い消火器にご注意ください

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ページ番号1002336  更新日 平成28年9月30日

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古くなった消火器での事故が起きています。古くなった消火器を処分するために、中身を噴射させようとレバーを握ったところ、錆びていた底部に亀裂が入り、そこから中身が噴出し、ロケットのように飛び上がった消火器本体が顔面を直撃し、出血多量で亡くなるという痛ましい事故が発生しました。
火災の時には威力を発揮する消火器も適切な維持管理をせず錆びて壊れている消火器を使用すると危険です。

危険な消火器を見分けるポイント

  • 消火器の底面に錆や腐食がある
  • 消火器本体が変形している
  • 安全ピン外れている
  • ホースがひび割れている

写真:消火器

消火器の正しい設置方法

  • 厨房など常に水が床に飛散するところでは、壁掛けにするか、置き台にのせましょう。
  • 備え付けの高さは1.5メートル以下にしましょう。
  • 風雨にさらされる屋外では必ず格納箱に入れましょう。
  • ガスコンロやストーブの近くは避けましょう。

消火器の耐用年数について

  • 消火器本体に、「一般家庭でも5年を目安に必ず点検を行ってください。」、「製造年から8年以上過ぎたものは、使用しないでください。」と注意書きしています。
  • 5年というのは、粉末の消火薬剤が固まって、正常な放射ができないおそれがあるとしている年数で、これは設置場所(湿気の多い場所など)や維持管理(たまに、逆さにしたりして、固まるのを防ぐ)により異なり、一応の目安です。
  • 8年というのは、消火器本体の耐用年数をメーカー側が決めている年数です。いずれの年数も条件により短くなる場合もあります。これらの年数は、法律で規定されているものではなく、PL法(製造物責任法)の賠償責任に対するメーカー側の明示であり、製造者が、消費者に対し消火器が安全に使える年数として示します。

消火器の廃棄について

  • 消火器は、絶対に分解したり、放射したりしないでください。
  • 消火器は、一般のごみの回収には出せません。
  • 消火器の廃棄は、購入店または消火器専門業者に相談・依頼してください。(消火器の廃棄処理は、メーカーや消火器の種類などによって料金に違いがありますが、原則有料です。)

このページに関するお問い合わせ

消防本部予防課
〒479-0868
愛知県常滑市飛香台3丁目1番地の2
電話:0569-35-8631 ファクス:0569-34-5939
お問い合わせは専用フォームをご利用ください