農業集落排水事業のあゆみと主な施設

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ページ番号1000965  更新日 令和4年9月10日

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農業集落排水事業の内容、現況および施設紹介

農業集落排水事業とは

農業集落地域における混在化・多様化が進み、各家庭からの排水量の増加と水質悪化をもたらしてきました。
このため、農業用用排水の水質保全、農業用排水施設の機能維持及び生活環境の改善を図るため、農村基盤総合整備事業の一環として農林水産省にて制度化されてきました。

(1)農業集落排水事業の内容

  • 農林水産省の補助による農村の下水道事業です。
  • 農村生活環境の整備と農業用用排水の水質保全が目的であり、し尿、生活雑排水などの汚水を処理する施設を整備しております。
  • 対象地区は、農業振興地域内の集落を原則とし、処理人口が概ね1,000人程度規模とし、受益戸数20戸以上であり、末端の戸数2戸以上が国庫補助の対象となります。

(2)農業集落排水事業の現況

当市の農業集落排水事業は、9集落(矢田・久米・前山・石瀬・宮山・桧原・小鈴谷・広目・坂井)を8処理区に分け、計画しました。
石瀬・宮山の集落を合せた宮石地区は、昭和55年に集落排水処理特別地区(通称ミニ総パ事業)として採択され、この年から工事に着手し、昭和61年4月1日から供用開始しました。令和2年4月1日からは公共下水道へ接続しています。
また、昭和59年に坂井地区、昭和60年に広目地区が農業集落排水事業(昭和58年度より農村総合整備事業から分離独立)として採択され、両地区ともに昭和63年4月1日から供用開始しています。
その後、平成元年に矢田地区、平成2年に小鈴谷地区、平成4年に前山地区が採択され、矢田・小鈴谷地区は平成6年10月1日から、前山地区は平成9年10月1日から一部供用開始し、小鈴谷地区は平成9年4月1日、矢田・前山地区は、平成10年4月1日から全面供用開始しています。
久米地区は平成10年度、桧原地区は平成11年度に事業採択され、久米地区は平成16年4月から、桧原地区は平成17年4月から供用開始しています。

水洗化率(令和4年3月末現在)

  • 矢田地区:91.1%
  • 久米地区:69.7%
  • 前山地区:93.3%
  • 宮石地区:99.9%  *公共下水道へ接続(令和2年4月1日)
  • 桧原地区:76.8%
  • 小鈴谷地区:88.2%
  • 広目地区:99.9%
  • 坂井地区:99.9%

※水洗化率とは、農業集落排水が使用できる区域にお住まいの方のうち、宅内の排水設備工事を行って、実際に農業集落排水に接続している人の割合です。

画像:常滑市農業集落排水事業区域図

(3)施設紹介

各農業集落地域ごとに設置されたクリーンセンター(汚水処理場)は、し尿、生活雑排水などの汚水を処理する施設です。

  • 矢田クリーンセンター(矢田地区)
  • 久米クリーンセンター(久米地区)
  • 前山クリーンセンター(前山地区)
  • 桧原クリーンセンター(桧原地区)
  • 小鈴谷浄化センター(小鈴谷地区)
  • 広目集落排水処理場(広目地区)
  • 坂井集落排水処理場(坂井地区)

写真1
施設外観(写真は前山クリーンセンター)

このページに関するお問い合わせ

建設部 下水道課
〒479-8610
愛知県常滑市飛香台3丁目3番地の5
電話:0569-47-6124 ファクス:0569-35-5642
お問合せは専用フォームをご利用ください